クライアントにもメンバーにも”伝える”を大事にする

公共系案件を担うチームのエンジニア。開発だけではなく、お客様との要件定義やチームビルディングにも活躍している。プライベートはインドア派で、キングダムハーツなどのRPGゲームが好き。

社長室で主に公共系案件のMicrosoft Azureを使用したデータプラットフォームの開発を担当している。

文系卒だけれども、エンジニアは天職!

大学は文系の教育学部で、就職活動はリーマンショックの影響で採用が厳しい時期でした。このときエンジニアだったら比較的仕事があるとか、未経験でも研修でプログラミングを教えてくれるという話をきいて、この仕事に興味を持ちました。コンピュータも苦手ではなかったし、好きだったゲームが作れるようになるのかなと思っていました。(笑)
仕事内容は仕様書作成などが多いと聞いていたので、文系出身であることについての不安は全くありませんでした。実際は文書作成よりプログラミングのほうが性に合っていたみたいで、結局ずっと開発をしています。

技術への意欲に惹かれて入社

ネクストスケープを知ったのは転職エージェントの紹介です。公式ブログの「ネスケラボ」を見ると、HoloLensやMicrosoft Azureなどの様々な新しい技術に取り組んでいる様子が汲み取れて、興味を持ちました。
実際に入社すると、新しい技術への取り組みは思っていた以上でした。新機能がリリースされるとすぐに案件で使えないか調べてどんどん使おうとしたり、メンバーも技術に詳しい人がかなり多くて、なんだかすごい会社に入ってしまったなと思いました。(笑)
以前の会社ではC#でデスクトップアプリを開発していて、ネクストスケープに入るまではWebアプリケーション開発の経験はなかったので、入社当初はいろいろと技術のギャップもありましたが、JavaScriptなどのフロントエンドの技術を覚えて、思った通りに画面の動きを作れるようになると面白くなりました。今は、最近はやりのJavaScriptフレームワークも徐々に習得していきたいと思っています。


アジャイル開発の魅力

ネクストスケープでのプロジェクトの進め方の特徴は、アジャイル開発が主流であることです。ウォーターフォール開発では仕様書が完成しないと開発を始められませんが、アジャイル開発ではシステム上で重要な機能からすぐに開発にとりかかるので、動くプログラムができるまでがものすごく早いです。また、ウォーターフォール開発は終盤でシステムの結合テストを実施するので、そこではじめて設計の見落としに気づき大きな手戻りが発生することがあります。アジャイル開発では短いサイクルで設計と開発を繰り返すので、修正が必要であっても初期で発見することができることもメリットだと思います。最初のころは設計に関するドキュメントが少ないことに驚きましたが、最近は必要最低限のドキュメントで、スピーディに開発をするやり方に慣れてきました。

現場のインサイトを重視したシステム開発

もうひとつお話ししておきたい特徴としては、現場からのインサイトをシステム開発に取り入れることを大事にしています。食品のトレーサビリティシステムを担当したときには、農家、市場、仲卸業者、倉庫等様々な現場に足を運びました。私たち技術者はどうしてもデータがきちんと管理された世界を想定してシステムを設計してしまうのですが、例えば実際に市場に行ってみると想像以上にアナログな世界なんですね。モノを置く場所も並べ方も雑多に見えるし、日によっても違います。でもそれは、すべて現場の人たちの経験によって最適化された運用なのであって、そのおかげで私たちの手元に品物がきちんと届くのだということに気付かされました。この気付きによって、より簡易的なデータ入力方法を開発したり、忙しい現場の動きを妨げないように心掛けたシステムづくりができていると思います。


頼りになる女性エンジニア仲間たち

ネクストスケープの男女比は4:1程です。仲間の女性エンジニアたちは、自分の意見をきちんと持ち、努力も惜しまない、とてもしっかりしている印象です。女性だからと言って軽んじられたり、逆に引け目を感じていたりするようなことは全くないと思います。むしろ積極的に意見を言える人達ばかりです。あとは、観察力というのか、チームの状況や会話の流れをよく見て考えているなぁと思いますね。私がリモートワーク時のチャットで複雑なやり取りをしていて、だんだん話がわからなくなってしまった時も、女性エンジニアの人がWeb会議で話しながら打ち合わせしましょうと提案してくれて、理解を助けてくれたことがありました。

”伝える”スキルが向上

人の流入が多い部署に所属しているので、新しいメンバーにシステムや開発についてレクチャーする機会が徐々に増えました。私はもともとコミュニケーションが苦手だったこともあり、最初のころはシステムについてしっかり説明したつもりが実際には全然伝わっていなかったという失敗をしてしまったこともありました。最近では、どんなシステムなのか、どういう特徴があるのか、説明する順番などを工夫してきちんと伝えられるようになったと思います。自分は理解していても、新しく入ってきたメンバーが分からないのは当然だという前提で、その分からない所を一つずつ丁寧に埋めていき、案件にスムーズに参加してもらえるように努めています。現在はリモートワークがデフォルトになり、チャットでのコミュニケーションがほとんどなのですが、テキストベースのやり取りでは言い方がきつく見えないように特に注意しています。


自由で能動的な社風が魅力

私はネクストスケープの自由な社風が好きなんです。上の立場の人たちが口うるさくないというか(笑)、自分のペースで仕事できる環境がいいですね。仕事に関してもトップダウンではなくボトムアップで働いている人が話し合って決めていく雰囲気があります。
所属部署である社長室の室長は自ら率先して動くタイプですが、指示を出して部下を動かすというよりも、メンバーが自分から動きやすい環境を作ってくれていると感じています。あとは、室長が進んで勉強や読書をするので、その影響があってか、メンバーも積極的に勉強する人が多いなと思います。

学びとチームワークが好きな人、歓迎します!

技術的にどんどん新しいことに取り組んでいく会社なので、勉強が好きな人はとても向いていると思います。あとは、技術を持っているだけじゃなくて人に説明したりされたりして共有ができるというのも大事なことです。人それぞれ詳しい分野もあれば、苦手分野もあるので、チームで協力してお互いにフォローしながら仕事に取り組むことが大切だと感じています。チームでコミュニケーションをとりながら仕事を進めることを楽しめる人に、ぜひ入社していただきたいなと思います。

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